ごはんラボ 酢れんこん
揚げたり煮たりすれば、ほっくりと。すり下ろして加熱すれば、もちもちに。レンコンは、切り方や調理法で食感が変わる楽しい根菜です。中でも真骨頂はシャキシャキの食感と、穴のあいた特徴的な形。根菜シリーズの2回目は、レンコン料理の定番を究めます。
メインの酢れんこんは、一品でおかずになり、ちらしずしやサラダにも使える便利な常備菜。凜(りん)とした白さが美しく、「見通しが良いように」と縁起を担ぐお正月料理としても親しまれてきました。独特の食感が、食欲を刺激する酸味とあいまって箸が進みます。淡泊な見た目ながら、栄養価が高いのもいいところです。
手順は、レンコンを切る、ゆでる、調味液に浸すの3ステップ。切る時に厚みが出たら、ゆでる時間を長くして硬さを調整してください。酢の種類はお好みで。くせがない穀物酢を使えばさっぱりと、適度な発酵臭がある米酢だと濃厚な仕上がりになります。
料理監修:渡辺あきこ
【材料(2人前)】
□ レンコン 1節(160g)
□ 酢 1/2カップ
□ 砂糖 大さじ2と1/2
□ 塩 小さじ1/2
【道具】
□ ピーラー
□ 包丁
□ まな板
□ ボウル
□ ざる
□ 鍋
□ 菜箸
酢れんこん
【作り方】
①ボウルにレンコンがつかるくらいの量の酢水を用意する。水に対して酢1%の割合で、水500mlなら酢小さじ1(分量外)。レンコンはピーラーで皮をむく。太い場合は、包丁で縦半分に切る。厚さ2mmくらいの薄切りにする。切ったらすぐ酢水にさらし、すべて切り終えたらざるにあけて水気を切る。
拡大する包丁は、あれば刃の薄いものを使う。レンコンが割れにくく、より薄く切ることができる
②鍋に湯を沸かし、レンコンを入…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル